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■ 補足、とか含め大角について ■
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今回描いた漫画ですが、原作派の方には大角のイメージが違いすぎるかと思います。かといって、OVA「THE八犬伝-新章-」で動いている大角とも違う。 そう!ズバリ今回のコンセプトは、脱・根暗&軟弱宣言!! 「OVA第1期の大角で行こう!」でございました。 OVA及び第一期の大角を知らないという方に説明致しますと、第一期(監督が替わるま)での彼の性格設定は原作とは全く違い ・得物は尺八(撲殺) ・飄々としたイメージで八犬士のまとめ役 というナイス男前だったのですよ。 しかし、やっとOVA第二期(新章)に出たと思ったら、ごく普通の大角になっていて落胆したものです。 いえ、原作の大角もOVA新章の彼も好きなのですが、正直言うと第一期の性格設定が非常に斬新かつツボで惚れ込んだ身としては、登場まで数年待ってアレっていうのが本当に悲しかったんですよ。 山形さんが描かれた庚申山エピソードのイメージボードが、室内に出現した(例の)樹の上で、大角と妖猫が対峙しているのを現八が見上げ(見守っ)ている構図なのですが、まさにそれを期待していたのですよ。「ケリは自分で付ける」という大角が観たかった。 そんな訳で、漫画の大角は頼もしくも食えない、第一期風で描かせて頂きました。 ここの絵は左上が原作版、左下がOVA二期、右下が第一期な感じ。 大角といえば、やはり「剣技は八犬士随一!」という見解をされている方も多いですね(OVAの彼は怪しいところですが;)。博学で剣技No.1、ちょっとズレてて地味(笑)噛めば噛むほど味が出るキャラかと。雛衣との恋模様も私のツボでございます。現八とのコンビも大好きです! 余談ですが、「菊夢」の大角は妖猫とサシで勝負して仇を討ったと思ってください(笑)。 |
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